日本・中国・韓国子ども童話交流事業 日本語
2018年度活動報告
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8月18日
国立国会図書館国際子ども図書館を訪問
「日本・中国・韓国の昔話集」読み聞かせ
開会式
歓迎夕食会 KONISHIKIさんがコンサート
 
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「日本・中国・韓国の昔話集」読み聞かせ
 オリンピックセンターに戻って、3カ国の昔話集の読み聞かせ会が開かれました。どの話も羽衣伝説がベースですが、登場人物や話の結末などが異なり、昔話を通して3カ国の文化の関係を考える時間です。
 最初に、日本随行団の久保敬・小学校校長が「天人女房」、中国の肖思萌(ショウ・スメン)先生が「牽牛星と織姫星」、韓国の金荷那(キム・ハナ)先生が「仙女と木こり」をそれぞれ朗読しました。韓国は他の随行者2人が話に合わせて演技をして見せ、爆笑が起きていました。
 次に「童話先生」の土居安子さんの司会で、三つの昔話の似ている点や異なる点などをグループごとに話し合いました。共通点は「どの話も男性が失敗する」「ハッピーエンドではない」など。異なる点は「自分一人で解決しようとする主人公と周囲の力を借りる主人公」といった意見が出ました。昔話が伝えようとしていることを聞かれた子どもたちは、「愛し合ってこその夫婦生活」「愛を貫くことは難しいが、愛のために努力しなければならない」などと答えていました。
 土居さんは「お話は、自分の中の願いや思いを、登場人物などを使いながら作るものです。みなさんが絵本を作る時も願いや思いを込めてください」と語りかけました。
 
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