日本・中国・韓国子ども童話交流事業 日本語
2018年度活動報告
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8月20日
山形の豊かな自然と文化を満喫 ~ブドウ狩りと最上川の川下り~
紅花資料館や将棋資料館の見学 書き駒体験も
 
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山形の豊かな自然と文化を満喫 ~ブドウ狩りと最上川の川下り~
 東北6県のひとつ山形県は、全国屈指のフルーツ王国です。江戸時代には最上川の舟運を利用して紅花の大生産地となり、今も高品質の染料として重宝されています。また、天童市は将棋の駒の大生産地で「将棋の町」として知られています。
この日はこうした山形の文化や歴史、自然の豊かさを楽しみながら学びました。

 最初に天童市の果樹園に行き、ブドウ狩りをしました。みんなは果樹園の人にはさみを使った取り方を教えてもらい、房ごと切り取った新鮮で甘いデラウェアを次々に口に入れていました。韓国の金泰建(キム・テゴン)君(6年)は「ブドウ狩りは初めてで、とても面白くて新鮮な体験でした」と喜び、中国の劉安霖(リュウ・アンリン)さん(5年)は「中国のブドウと違い、皮をむかなくていいし、自分で取るのも面白い」と笑顔でした。
 山形県の中央部を流れる最上川は「日本三大急流」の一つで、「三難所(さんなんしょ)」と呼ばれる舟の運航に危険な場所がありました。一方で、江戸時代は米や紅花などを積んだ舟が行き交い、大きな利益をもたらしました。今の川下りは屋形船です。子どもたちは船頭さんの山形弁を交えた解説や「最上川舟唄」を聞きながら約50分かけて川下りを楽しみました。韓国の金珉俊(キム・ミンジュン)君(6年)は「少し怖かったけど、その土地ならではの話を聞いたり見たりする良い体験ができた」と満足していました。
 
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